SOMECITY 2015-2016 TOKYO 1st 第2戦プレビュー
そりゃあバスケットボールなんだから、シュートを決めるのは当たり前さ。
男の子に生まれたんだもの、どうせやる勝負なら勝ちにこだわるのも当然のこと。
その上で、1プレーでどれだけオーディエンスを沸かせることが出来るか。
本当にヤバいプレーは、ハードなディフェンスの中でこそ生まれる。
「PLAY HARD DEFENSE,UNLOCK YOUR SKILL.」
さあ、遊びの時間だ。君のスキルを見せてくれ。もっとヤバい景色が見たいぜ。
【GAME1】
勉族(0勝1敗) vs BLACKTOP(1勝0敗)
今季からレギュラーチームに加わったニューカマー・BLACKTOPが、創世記からシーンを支える柏の大御所エンターテイナー・勉族に挑む。前節MIP級の活躍を見せた#73 LAWRENCE、#5 KAZUYAら次世代を担うYOUNG GUNSにとって、出来過ぎた開幕戦のパフォーマンスがフロックでないことを証明する重要な一戦になりそうだ。初勝利を狙う勉族は、NBDLを経験して一回り大きくなって帰ってきた新スコアラー・#10 イケちゃんの出来が勝敗のカギを握る。
【GAME2】
KIDROC(0勝1敗) vs SIMON(0勝1敗)
開幕戦でグウの音も出ないほどコテンパンに叩きのめされたSIMONと、同じく消化不良に終わったKIDROC。ハイレベルなバスケットボール・ゲームを展開する両者の実力に疑う余地はない。しかしながら、この舞台で彼等は一体何が出来るのか。一体何がしたいのか。その確固たる「何か」が見えない限り、この16分間は退屈なモノになるだろう。
【GAME3】
F'SQUAD(1勝0敗) vs UNDERDOG(1勝0敗)
第2戦の最注目カード。昨シーズンの CHAMPION・F’SQUADが、今シーズン大型補強に成功したUNDERDOGを迎え撃つ。どちらが勝っても面白いGAMEになること間違いなし。ロスターに大幅な変更の見られなかったF’SQUADは卓越したキャプテンシーと勝負強さを併せ持つ闘将・#7 K-TAが今季もチームを引っ張る。充実した戦力で開幕を迎えたUNEDRDOGは、#1 DAISUKEの実弟で、前節SOMECITYデビューを飾ったルーキー・#2 YUSUKEに注目。大好物のアウトサイドシュートが早くも火を噴いてしまうのか。ご賞味あれ。
【MAIN GAME】
TOKYO BEAST(1勝0敗) vs 平塚Connections(0勝1敗)
トリを飾るMAIN GAMEは、昨シーズンだけで3度の対戦を経験した両者による因縁の対決。2014-2015 2nd 開幕戦ではTOKYO BEASTが勝利。PLAYOFFでは平塚Connectionsが勝利。そして、平塚Connectionsの3連覇が懸かったSOMECITY 2014-2015 THE FINAL出場を賭けた「WILD CARD TOURNAMENT」では、大方の予想を裏切ってTOKYO BEASTが勝利。スリーピートの可能性を絶たれた平塚Connectionsが、このリベンジマッチに燃えないわけがない。トリッキーなプレーで異彩を放つ#12 KENやビッグマン #8 UMEら、若い力が創り出すNEW TEAM GREENに期待したい。
text by 石井ジョゼ