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SOMECITY 2013-2014 TOKYO 1st 第6戦 REPORT by 石井ジョゼ
SCDL GAME 1
TOKYO BEAST ○ 24 – 18 × SundayCrew
前回ブザービーターで逆転負けを喫したTOKYO BEASTが、完勝でリベンジを果たした。
スターターで起用されている#8 SHUYAの1on1、
下部リーグでは誰も止められないであろう#9 SOGENのアタックで先制すると、
今シーズン初登場の#1 KINGを中心としたセットプレーで、全く付け入る隙を与えず勝利。
この日姿のなかった#5 BEASTを欠くSundayCrewのインサイドに迫力はなく、
#3Kyleの個人技で一矢報いるも、破壊力の差がそのままスコアに現れた印象だ。
GAME 1【GOOD GAME!】
UNDERDOG × 33 – 35 ○ 平塚Connections
現在5勝負けなしの首位・UNDERDOGに土を付けたのは、
久々に三銃士がそろい踏みした前回王者だった。
#78 NOBUCHIKAの絶妙なノールックパスを受け取った、
今シーズン初登場・「ナチュラル・ボーン・ダンカー」#6 BONDのボースハンドダンクで息を吹き返したUNDERDOGに逆転を許す場面もあったが、
試合前に行われていたbjリーグドラフト会議で「青森ワッツ」から指名を受けた
#4 TAKATOの連続ダウンタウンで主導権とリードを奪い返すと、
チーム合計35点中24得点を稼ぎ倒した#9 CHIHIROが止まらない。
攻守交代の際に珍しくテクニカルファールを取られたり、
クラッチタイムで一つだけ理解に苦しむプレーがあったりと、
恐らくは完全に漲り倒していたであろうドライブイン馬鹿が、
残り時間を一杯に使ったウイニングショットを成功させて連敗脱出に導いた。
GAME 2
SIMON ○ 38 – 31 × 勉族
SIMONの巧みなバスケットボールを前に、試合巧者・勉族が力負け。
開幕戦以来の登場となった人気者・#6 仮エースの活躍で、
序盤こそリードを奪った勉族だったが、
#27 シバタがコートに入ると戦況が一変。
途中出場した若武者に4連続得点と逆転を許すと、
最後までその点差が埋まることはなかった。
PLAYOFFが遠のき入替戦が近づく、6敗目を喫した。
SCDL GAME 2
TOKYO BEAST × 17 - 31 ○ TEAM-S
ベテラン勢の未だ衰えぬ輝きを放ったTEAM-Sが、
この日WヘッダーのTOKYO BEASTを公開処刑に処した。
ケタ違いの決定力を見せた#0 TAKUは全くシュートを落とさなかったし、
#4 シュレックにブロックショットを浴びせ、3年前のような3ptシュートを要所で沈めた、
#7 JUNの安定したプレーはチームに落ち着きを、対戦相手には絶望を、それぞれ与えた。
GAME 3【BAD GAME…】
SIMON × 21 – 25 ○ 420
ハイレベルなバスケットボール同士が真正面から衝突した結果、
ゲームという名の潰し合いは、20点台で終焉を迎えた。
MAIN GAME【GOOD GAME!】
UNDERDOG × 32 - 39 ○ F'SQUAD
GAME1で今シーズン初黒星を喫したUNDERDOGが、メインイベントでまさかの2連敗。
連戦で疲労していたことを差し引いても、
観客はおろか本人達も到底納得できる内容ではなかったはずだ。
度重なるメンバーチェンジでボールは落ち着きをなくし、
らしくないターンオーバーを連発。
「左利きのロッドマン」#91 WORMを中心とした連携でフロアを沸かせる場面もあったが、
この日の化学反応は長く続かなかった。
一方、PLAYOFF前哨戦に勝利したF’SQUADのパフォーマンスが特別優れていたかと問われれば、決してそうではなかったと思う。
彼等は、「Mr.クロスオーバー」#7 K-TAを軸にした、
一切気負うことのない、普段通りのストリートボールを楽しんでいた。
尚、MIPには、心憎いスティールから好アシスト、極めつけの1on1まで、
華のあるオールラウンドなプレーで観客を魅了した、
「リズムを刻むファンタジスタ」#18 MATSUが選出されている。
★JOSE’S BEST3+1
・MATSU(F’SQUAD #18)
・TAKU(TEAM-S #0)
・K-TA(F’SQUAD #7)
・WORM(UNDERDOG #91)