SOMECITY 2015-2016 TOKYO 2nd 第3戦プレビュー
【GAME1】
SIMON(1勝1敗) vs F’SQUAD (2勝0敗)
その名前を知っている人間なら誰もが一度は憧れたであろうオレンジ×ブルーのゲームシャツを身に纏い、前節イエローコートデビューを飾った現役大学生ボーラー・#8 FOOK。思い返せば、#91 KYONOSUKEがF’SQUADに加入したのも丁度1年前の2014-2015 2ndシーズンだった。その後の彼が、僅か半年で加速度的な進化を遂げ、シーンの頂点に上り詰めたシンデレラストーリーは皆様も周知の通り。先輩譲りのファンダメンタルとポテンシャルが、実力者揃いのSIMONを相手に、現時点で何処まで通用するのか。遠慮なんか要らない。スキルだけあれば良い。選ばれし者のみが立つことの出来る、この16分間の非日常を存分に楽しんでもらいたい。存分に楽しませておくれ。さあ、カマせ！
【GAME2】
44STREET（1勝1敗）vs 平塚Connections(1勝1敗)
第2戦でドラマチックなリーグ戦初勝利を挙げた新星・44STREETが次に挑むのは、今日のジャパニーズ・ストリートボール・シーンにおいて「最強」と呼ばれる一人・#9 CHIHIRO率いる平塚Connections。切れ味鋭いドライブと安定感のあるジャンパーでシュートをメイクするチームの得点源・#2 AIKI、劇的な逆転ブザービーターを決めたモッテる男・#19 YANAら度胸満点のルーキーズが、リーグ創立からレギュラーチームに名を連ねるパイオニアを相手に何を魅せてくれるのか。間違いなく、両者のスタイルは噛み合うだろう。他の3GAMEを食ってしまうほどの、ハイスコアリングゲームに化ける可能性は十分にある。
【GAME3 】
勉族（0勝2敗） vs UNDERDOG(0勝2敗)
「柏のエンターテイナー IS BACK！！」#1 ぬま・#6 仮エース・#96 ダークロの大きいお子様トリオが久々に揃い踏み。敗れこそしたものの、観るもの全てを笑顔にする、彼等本来の姿を取り戻した勉族は強く、そして面白い。ルーキー・#27 かけるが今季の台風の目になること間違いなし。
一方のUNDERDOGは、今季から本格的な出場を果たした#11 OGKに期待が懸かる。カレッジを彩ったスター選手が、イエローコートでも変わらない輝きを放つことが出来るか。両者共に開幕2連敗同士、今シーズン初勝利を手にするのは果たして。
【MAIN GAME】
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KIDROC(2勝0敗) vs TOKYO BEAST(1勝1敗)
昨シーズンのPLAYOFF・優勝決定戦と同じ対戦カードが、第3戦のMAIN GAMEで実現。2か月前の彼等を王者とその他に分けたのは、クラッチタイムで落とした2本のフリースローだった。前回の悔しさをバネに、あと一歩の所で頂点を逃したTOKYO BEASTがリベンジを果たすのか。それとも、#21 HAYATO、#23 TSUKASAらヤングガンズの勢いが止まらない、目下開幕2連勝中の2015-2016 1st CHAMPION TEAM・KIDROCが返り討ちにするのか。新木場スタジオコーストで行われた、あの夜の続きが始まる。
text by 石井ジョゼ
