TOKYOシーズンファイナル‼
東京ストリートボール最強決定戦‼
SOMECITY TOKYO 2ndの王者を決める"PLAYOFF TOURNAMENT"と、来季のレギュラーチームの座をかけた入れ替え戦"SOMECITY CRASH"が行われる‼︎
【SOMECITY 2015-2016 TOKYO 2nd PLAYOFFプレビュー】
PLAYOFF TOURNAMENT【GAME1】
KIDROC(レギュラーシーズン2位) vs 平塚Connections(レギュラーシーズン3位)
2015-2016 1st CHAMPION TEAM・KIDROCがGAME1に登場。166cmのニューヒーロー・#23 TSUKASA、2015-2016 1st PLAYOFF MVP・#09 KOJI、正確なシュートと熱いハートを持つ#34 Yohey、スーパーハードワーカー・#05 NARUSE、渋いバンクショットが光るビッグマン・#21 HAYATOら、選手層の厚さはリーグNo.1。2015-2016シーズン完全優勝を成し遂げ、クソガキ軍団が新時代の旗手となるか。
対するは、この1年でKIDROCに2戦2敗中の平塚Connections。突出した1on1スキルを持つ「最強の一人」・#9 CHIHIRO、ハードディフェンスが持ち味のクラッチシューター・#2 SHIGEO、チームにバランスを与えるオールラウンダー・#5 TATSUHITOから成る「平塚三銃士」を擁して、苦しみながらも1年ぶりにPLAYOFFの舞台へ戻ってきた。決して相性の良いとは言えない天敵にリベンジを成功させるためには、異彩を放つドリブルで殻を破り始めた#41 KEN、空飛ぶ美容師・#6 JUMBOといった流れを変えるバックアップメンバーの奮起が必要不可欠だ。ベンチまで一体となった総力戦で、2年ぶりのリーグ戦制覇を狙う。
【GAME2】
F’SQUAD(レギュラーシーズン1位) vs SIMON(レギュラーシーズン4位)
今季のMIS(=Most Inpressive Skill)を受賞した股抜きが記憶に新しい、若きファンタジスタ・#91 KYONOSUKE。代名詞のクロスオーバーを武器に、リーグ創設時からチームとSOMECITYを8年もの間牽引し続ける鉄人・#7 K-TA。今季のF’SQUADは、シーンを代表する2枚看板に、規格外の身体能力を有する秘密兵器・#13 SEAUNがジョイン。2014-2015シーズンを制したロスターに新たなエッセンスを加えて、見事レギュラーシーズン1位通過を果たした。例え誰が相手でも、どんな状況でも自らのスタイルを崩さず貫き通す、彼等にしか出来ない自由なストリートボール。その一挙手一投足と、その行方を余すところなく堪能して頂きたい。紙一重ではあるが、現時点で最もCHAMPIONに近い存在が彼等だ。
但し、前回の2015-20161st PLAYOFFでレギュラーラウンド4位通過のKIDROCが一気にCHAMPIONへと上り詰めたように、一発勝負のトーナメント戦では何が起こっても不思議はない。リーグ戦4位のSIMONにも、扉は十分に開かれている。今季から加入したシューター・#4 DAN、リーグを代表するスコアラー・#27 SHIBATAら火薬は十分に詰まっているだけに、アウトサイドシュートが爆発すれば下剋上もあり得る。
【SOMECITY CRASH】
UNDERDOG(レギュラーシーズン7位) vs 420(WHO'S GOT GAME? CHAMPIONSHIP2位)
来季のレギュラーチーム在籍権を賭けて行われる裏メインイベント・「入替戦」SOMECITY CRASHは、両エースのパフォーンスが勝敗を左右することになるだろう。
まさかの入替戦行きの屈辱を味わったUNDERDOGのエースを務めるのは、昨年までのカレッジシーンを彩ったスコアラー・#11 OGK。名門校で培ったスキルとキャリアは申し分なし。彼と共にチームの主力として活躍する#1 DAISUKEと#2 YUSUKEの欠場が噂される絶体絶命の状況下で、2010-2012シーズンに黄金時代を築いた「最強の挑戦者達」の未来は、チーム最年少の右手に託された。
一方の420は、先日行われた「WHO’S GOT GAME? CHAMPIONSHIP」で猛威を奮った#24 SHOWが不動のファーストオプションを務める。高さ・フィジカル・シュート力と3拍子揃った194cmのオールラウンダーは、ファールトラブルにさえ見舞われなければ正しく無双。勝負強いシュートが光るニューフェイス・#42 TATSUOの活躍次第では、悲願のレギュラーチーム復帰も夢ではない。レギュラーチーム降格から1年半。絶望の淵から這い上がってきたDEAD SERIOUS CREWは、この千載一遇のチャンスをモノにすることが出来るか。
text by 石井ジョゼ