SOMECITY 2016-2017 TOKYO 1st 第5戦プレビュー
【GAME1】
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44STREET(2勝2敗/6pt)vs平塚Connections(3勝1敗/9pt)
第5戦はオープニングアクトからクライマックス。勝っても負けても外れなしのゲームを見せる若きエンターテイナー・44STREETが挑むのは、現在3連勝中の絶好調・平塚Connections。ノーガードの殴り合いを得意とするシーンの大先輩を、チームカラーのハードディフェンス&ハードワークを武器に何処まで抗うことが出来るだろうか。#9 CHIHIROと#3 KANDAIの1on1は必見だ。両者のファイトスタイルが噛み合うこと間違いなし。会社は早退しても会場への遅刻は厳禁でお願いしたい。
【GAME2】
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420(1勝3敗/3pt)vs SUNDAY CREW(1勝3敗/3pt)
早くも後半戦に突入した、今季のSOMECITY TOKYO。リーグ戦終了後には、7位のチームに入替戦「SOMECITY CRASH」が、最下位のチームには来季のレギュラーチーム自動降格が待っている。奇しくもGAME2は、今季からレギュラーチームに復帰した同士の対戦になった。やっと掴んだ最高の舞台を1シーズン限りで手放してしまうのは勿体無い。負ければ入替戦・自動降格に一歩近づく裏天王山が始まる。
【GAME3】
SIMON(3勝1敗/9pt) vs F’SQUAD(2勝2敗/6pt)
前節、観るもの全てを飲み込むような最高の遊びと引き換えに、前半終了時点で負傷退場を余儀なくされたF'SQUADの#91 KYONOSUKE。現在のSOMECITYで最も会場を沸かせるファンタジスタの出場はあるのか?もう一人のエース・#7 K-TAに懸かる期待は大きい。
現在首位タイに立つSIMONは、スターター3名の安定したパフォーマンスが光る。ハードワークが光るビッグマン・#7 ACHANO、1on1に絶対の自信を持つポイントゲッター・#27 SHIBATA、ハーフコートの何処からでもリングを狙えるクラッチシューター・#47 DAN。SIMON史上最凶のトライアングルが普段通り機能すれば、アップセットも十分あり得るだろう。
【MAIN GAME】
KIDROC(2勝2敗/6pt) vs TOKYO BEAST(2勝2敗/6pt)
第5戦のメインイベントは、筋骨隆々の屈強な男子達によるハードコアな対戦カードがSETされた。両者ともに現在2勝2敗・3位タイ。PLAYOFFを目指す上で負けられない戦いが続くKIDROCとTOKYO BEAST。タイプこそ違えど、チームを引っ張る#21 TAKUMIと#13 SOGENによる、フィジカルモンスター同士のマッチアップは一見の価値アリ。正直言って、このゲームに限っては、華麗なドリブルテクニックや美しいコンビネーションに期待はしていない。どちらがより多くの汗を流すか、どちらがよりハードワーク出来るか、どちらがより気持ちの入ったプレーが出来るか注目して頂きたい。泥臭くても良い。華が無くても構わない。きっと、彼等にしか出来ない面白いゲームを見せてくれるはずだ。
text by 石井ジョゼ