SOMECITY 2016-2017 TOKYO 1st 第6戦プレビュー
【GAME1】
KIDROC(2勝3敗/6pts) vs 420(1勝4敗/3pts)
大混戦が続く今季のSOMECITY TOKYOにおいて、全8チーム中8位の単独最下位に位置する420。長かったはずのレギュラーシーズンも、残すはたったの2戦のみ。このGAMEを落とせば、いよいよ後が無くなる。絶対的エース・#1 SHOW頼みのチームを変える救世主は現れるのか?
物足りないシーズンを送るKIDROCは、前節のTOKYO BEAST戦で流れを変えたビッグマン・#0 MARUとシューター・#34 Yoheyに期待が懸かる。2015-2016 TOKYO 1st&2ndを制した彼等が、このまま終わるわけがない。選手層の厚さはリーグ随一。誰がヒーローになっても良いはずだ。
【GAME2】
TOKYO BEAST(3勝2敗/9pts) vs SUNDAY CREW(2勝3敗/6pts)
肉弾戦必死のGAME2に登場するのは、このGAMEに勝利すればPLAYOFFがグッと近づくTOKYO BEAST。ここに来て調子を上げてきた#13 SOGENと#23 KIKUのモンスター2体に加えて、最叫のバックアッパー・#4 409のプレイングタイムも徐々に増量中。チーム状態は決して悪くない。対するは、チーム初のPLAYOFF進出のために負けられない戦いが続くSUNDAY CREW。鉄壁のディフェンスを持つ#23 Kyleと堅実なコンビネーションを操る#2 KCを中心とした、カタいバスケットボールが光る。安定感のあるジャンパーで得点源の一翼を担うルーキー・#34 RYUTOが覚醒すれば面白いゲームが観れそうだ。
【GAME3】
平塚Connections(3勝2敗/9pts) vs SIMON(3勝2敗/9pts)
GAME3は神奈川ダービー。現在首位タイに立つ横浜レペゼン・SIMONの原動力になっているのは、他リーグを経験して3ptシュートを身に着けた#7 ACHA。ペイントエリア外でも仕事を始めたハードワーカーは、どうやら非常に厄介な進化を遂げつつある。そのACHAとマッチアップするのは、平塚Connections唯一無二のビッグマン・#5 TATSUHITO。リバウンドからアウトサイドシュートまで、オールラウンドにプレーする彼のパフォーマンスが、このGAMEのカギを握るだろう。アドバンテージ1on1で登場が予想される#9 CHIHIROと#27 SHIBATAによる「SAMURAI vs NINJA」もお見逃しなく。
【MAIN GAME】
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F'SQUAD(3勝2敗/9pts) vs 44STREET(3勝2敗/9pts)
「ballaholic vs ballaholic」、再び。SOMECITY 2015-2016 THE FINAL CHAMPIONであり、現在のジャパニーズ・ストリートボールシーンで最も遊べるストリートボールクルー・F’SQUADに挑むのは、ballaholicディレクター・TANAがベンチで指揮を執る44STREET。SOMECITY TOKYOで2シーズン目を迎えた彼等の進化は、僕たちの予想を遥かに上回るものだった。#91 KYONOSUKEのファンタジー溢れるドリブルを#3 KANDAIがHRAD DEFENSEでシャットアウトするのか?長らくシーンの顔として君臨する#7 K-TAに#74 TAKAが股抜きをキメてしまうのか?下剋上必死のメインイベントは『PLAY HARD,UNLOCK YOUR SKILL”BEAT YOUR MAN”』な16分間になること間違いなし。これがSOMECITY のモデルゲームだ。面白かったのはどっち?GAMEをかっさらっていくのは誰?脳ミソが割れるような面白いストリートボールは、究極の1プレーは生まれるのか??乞うご期待あれ。
text by 石井ジョゼ