東京

SOMECITY 2016-2017 TOKYO 2nd 開幕戦

Date

2016/09/28(Wed)

Open

18:45

Start

19:15

Place

クラブチッタ川崎

神奈川県川崎市川崎区小川町5-7

ゲームプレビュー

SOMECITY 2016-2017 TOKYO 2nd 開幕戦プレビュー


【GAME1】
44STREET vs 平塚Connections
「170cmのオフェンスマシーン」#2 AIKI・「股抜き王子」#74 TAKAの現役大学生ボーラーズの大ブレイクで、昨シーズンのSOMECITY TOKYOを大いに盛り上げた44STREETがオープニングアクトに登場。ゲームを重ねる度に進化していく、予測不可能なビッグプレーの連続に目も心も奪われたオーディエンスは多いはず。今シーズンは一体どんな心躍る1プレーを見せてくれるのだろう?
迎え撃つ平塚Connectionsは、オールラウンダー・#5 TATSUHITOとストリート最強のドライブを持つ#9 CHIHIROが今季もチームを牽引するだろう。どちらも主力ボーラーが残っているだけに、未だ見ぬ新戦力が勝敗の鍵を握りそうだ。


【GAME2】
SIMON vs 420
今季も大型補強に成功したSIMONは、昨季までのレギュラーチーム「SUNDAY CREW」からビッグマン・LEEを獲得。ストリートNo.1シューター・#4 DAN、ポイントゲッター・#27 SHIBATAを擁するリーグ屈指の圧倒的な戦力で、虎視眈々と優勝を狙う。
入替戦「SOMECITY CRASH」でUNDERDOGを延長の末に下した420は、レギュラーチーム残留の立役者・#91 KENTOに期待が懸かる。絶対的エース・#1 SHOWの依存から脱却し、チーム一丸の総力戦が展開出来れば上位進出も夢ではない。


【GAME3】
F'SQUAD vs KIDROC

2季連続でMIS(=Most Impressive Skill)を受賞した「ジャパニーズ・ストリートボール・ヒーロー」#91 KYONOSUKEと「鉄人」#7 K-TAを中心とした自由に遊び回るストリートボールで、これまで数えきれないほどのハイライトシーンを創り上げてきたディフェンディングチャンピオン・F’SQUAD。昨シーズンは理想と結果の間で苦しんだ場面も見られたが、日本中のストリートボーラーが彼等「F」のプレーを追っているのだ。ただ勝つだけではこの場所に立つ意味がない。前人未到のSOMECITY THE FINAL3連覇を合言葉に掲げる彼等にとって、絶対に負けられない、チーム史上最も難しいシーズンが幕を開ける。
#09 KOJIと#34 Yoheyの両エースに不安定な出場状況が続くKIDROCは、残されたオリジナルメンバー・#5 NARUSEに注目したい。リバウンドやディフェンスで貢献するハードワーカーが、チーム結成当初のようにオフェンス面でも輝きを放つことができなければ、今季もまた難しいシーズンを過ごすことになるだろう。#0 MARU、#1 HAYATO、#23 TSUKASAらロスターの能力とキャリアに異論はない。一刻も早く、ニューヒーローが現れてくれることを願うばかりだ。


【MAIN GAME】
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TOKYO BEAST vs BLACKTOP

開幕戦のトリを飾るのは、「SOMECITY 2016-2017 TOKYO 1st CHAMPION TEAM」・TOKYO BEAST。「Warrior」#13 SOGEN、「リバウンドモンスター」#9 YUJI、驚異のシュート決定率でチームを優勝に導いた「2016-2017 TOKYO 1st PLAYOFF MVP」#23 KIKUら、リーグを制覇した個性豊かなロスターは今季も健在だ。初の王者として迎える猛獣軍団の新シーズンが、いよいよ始まる。
1年前のレギュラーチーム降格後も、彼は腐ることなくドリブルを突き続けた。大学卒業後はTEAM ballaholicの一員として国内外のイベントに参加するなど、只ひたすらに経験値を積み上げた。己のスキルを磨き続け、理想のスタイルを追い求め続けた。そして、ついには6月に行われた「FULL COURT 21」日本予選で優勝し、NYCで行われた世界大会に出場を果たすまでに成長を遂げた。ところが、タイトルを獲得した後も、彼の日常は変わらなかった。平日はボールを持って外に出て、週末はballaholicが主催するピックアップゲーム・APG(All PICK-UP GAMES)に参加する。”KOSUKE IS BACK.”この半年間で、きっと誰よりも多くのピックアップゲームを経験したであろう#44 KOSUKEが、一回りも二回りも大きくなってイエローコートに帰ってきた。新しい仲間と共に紡ぎ出す第2期BLACKTOPと、自分自身のストリートボールを体現するために。


text by 石井ジョゼ