【GAME1】
KIDROC(2勝1敗) vs TEAM-S(2勝1敗)
第4戦のオープニングアクト【GAME1】を飾るのは、今シーズンの優勝候補筆頭・「悪ガキ軍団」KIDROC。
前節のメインイベントで、4度目のオーバータイム(=クワドループル・オーバータイム)にもつれ込むタフゲームを演じたことは記憶に新しい。
中でも、1年前より遥かにビルドアップされたフィジカルと、凄みを増したオフェンスでオーディエンスを魅了した、
現役Bリーガー・#21 TAKUMIのプレーは圧巻の二文字に尽きる。
Bリーグロスに陥ったバスケットボール・ファンの皆様にも、是非クラブチッタ川崎へ足を運んでいただきたい。
対するは、今季からレギュラーチームに昇格した「ストリートボールシーンのパイオニア」TEAM-S。
連勝の原動力である#31 SLEEPERら若手ボーラーはもちろんのこと、今なお第一線でプレーし続ける#4 SHINPEI・#7 JUN・#10 IPPEIのアラフォートリオの活躍にも期待が懸かる。
【GAME2】
BLACKTOP(1勝2敗) vs 44STREET(1勝2敗)
昨日の友は今日の敵、とでも言うべきか。
【GAME2】は、5/27(土)に行われた5on5 TOURNAMENT「ALLDAY」で、一大会限りのチームを結成して同じゲームシャツに袖を通した、若きballaholicたちが激突。
前節の平塚Connections戦で大いにSNSを騒がせたBLACKTOPは、#44 KOSUKEのパフォーマンスが勝負の鍵を握る。
対する弟分の44STREETは、先日行われた「FULL COURT 21」の栃木予選を制したハッスルプレーヤー・#7 SENに注目したい。
「これ以上レギュラーチームにballaholicは必要ない」「リスペクトのないゲームは観たくない」など、絶賛増殖中のへイター共を、「スキルこそ全て」のイエローコートで、己のプレーで黙らせることができるか。
どちらが勝っても文句のない、今シーズンのBEST GAMEになることを祈る。THIS IS ballaholic GAME NEXT.
【GAME3】
F’SQUAD(3勝0敗) vs 平塚Connections(1勝2敗)
【GAME3】には、プレリーグ時代から凌ぎを削る2チームによるCLASSICなカードが用意された。
10年目を迎えるSOMECITY TOKYOで、唯一レギュラーチームの座をキープし続ける平塚Connections。
前節の第3戦では、#4 TAKATOを中心に、チームカラーのオフェンスではなく、バッチバチのディフェンスでBLACKTOPを圧倒した。
得点源の#9 CHIHIROに加えて、#2 SHIGEOも復調の兆しを見せ始めたTEAM GREEN。
ビッグマン不在の苦しいロスター事情ではあるが、ここで首位を叩くことができれば上位進出も十分にあり得る。
現在のジャパニーズ・ストリートボールシーンの顔であるファンタジスタ・#91 KYONOSUKE率いるF’SQUADは、
復帰戦となった第3戦でいきなり「YOU THE MAN」を獲得した#7 K-TAが待望のカムバック。
どこかスリリングな若いチームにベテランの勝負強さが加わり、全8チーム中唯一の3連勝に成功している。
残るピースは、背番号18。彼がコートに戻って来れば、今シーズン完全体のFが見れるはずだ。
【MAIN GAME】
420(0勝3敗) vs TOKYO BEAST(2勝1敗)
第4戦のトリ【MAIN GAME】は、両者ともにハードワークを信条とする泥臭いマッチメイクになった。
全8チーム中唯一開幕3連敗を喫した420は、独特のテンポでドリブルを突く司令塔・#2 kyoshiが前節・第3戦はチームの大黒柱・#24 SHOW不在の中、果敢にアタックを仕掛けて孤軍奮闘。
勝負どころのターンオーバーで惜しくも初勝利を逃してしまったが、ワンマンチームでないことを証明した。
来季のレギュラーチーム降格を回避するためにも、そろそろ初勝利を挙げておきたいところだ。
もう一人のメインイベンターは、#13 SOGEN a.k.a.Worrior擁するTOKYO BEAST。
第3戦を終えて2勝1敗と、上々の立ち上がりを見せている。
昨シーズンまで在籍した大エースが抜けた穴を、#4 HARASHOWや#24 T-SMOOTHらチーム全員でカバーする総力戦が良い結果に繋がっているのだろう。
どのチームが相手でも変わらない安定した試合運びを武器に、今季も優勝争いに絡んでくることは間違いない。
text by 石井ジョゼ
第3戦の結果はこちらから
現在のランキングはこちら(2017.05.18更新)