【GAME1】
420(1勝2敗)vs 平塚Connections(2勝1敗)
オープニングアクト・【GAME1】の注目は、何と言っても、TOKYOストリート最強の一人・#24 SHOWと、平塚のスーパールーキー・#14 RYANのマッチアップ。どちらも屈強なフィジカルと凶悪な得点能力を持っているため、このマッチアップを制した方がチームを勝利に導くと言っても過言ではないだろう。また、絶対的エースを操る、ストリート叩き上げの#2 kyoshiと、プロキャリアを持つ#4 TAKATOによる、好対照な司令塔2人のマッチアップも見所の一つ。
【GAME2】
SUNDAY CREW(1勝2敗) vs TEAM-S(0勝3敗)
現在下位同士の対戦となる【GAME2】に敗れたチームは、早くも崖っぷち寸前に追い込まれることになる。ここまで最大4人のロスターで健闘を見せているSUNDAY CREWは、思い切りのよいプレーで流れを呼び込む#44 ツヨシが面白い。平塚Connections #9 CHIHIROの教え子でもあるYOUNG GUNが、チームに勝利を呼び込むことができるか。ベンチいっぱいのロスターを擁して総力戦を仕掛けるTEAM-Sは、190cmの#13 SHINと、186cmの#36 Mr.BOOのリバウンド争いがキーポイントになるはず。無尽蔵のスタミナを誇るハードワーカーズからルーズボールを拾いまくって、今シーズン初勝利を拾うことができるか。
【GAME3】
F’SQUAD(2勝1敗) vs 44STREET(2勝1敗)
ここまで好調をキープする44STREETが、ballaholicの兄貴分F’SQUADに挑む【GAME3】。お互いの手の内を知っているだけに、44STREETはプロキャリアを持つ#29 YOUや、第3戦でインパクトを残した#74 yu-kiなど、今季からに加入した未知数のルーキーが勝敗のカギを握りそうだ。
迎え撃つF’SQUADは、エースキラー・#27 TKCに注目。しつこいディフェンスで相手チームのポイントゲッターをゲームから消し去る、最高の脇役だ。#7 K-TAと#91 KYONOSUKEのダブルキャストを輝かせるような、助演男優賞モノのパフォーマンスを見せることができれば、ゲームの結果はオーディエンスの予想通りになるだろう。個人的には、ここまで出場機会に恵まれていない現役大学生ボーラー・#2 FOOKの1on1が観たい。
【MAIN GAME】
KIDROC(2勝1敗) vs TOKYO BEAST(2勝1敗)
ここまで3戦を終えて2KOと、圧倒的な戦績を残しているKIDROC。持ち味のディフェンスが機能して、7人の主役のうち誰か一人に火が点けば、残りの全試合でKO勝利を狙うことも不可能ではないだろう。そんな「最強のクソガキ軍団」のファーストオプションを担うのが、MC MAMUSHIから「ベイビー・シャック」の称号を与えられた#09 KOJIだ。182cm/100kg超のフィジカルを活かした重戦車のようなアタックは破壊力抜群。チーム2番目の低身長のため、彼とマッチアップするガードのほとんどがミスマッチになってしまうのだから恐ろしい。
もう一頭のメインイベンター・TOKYO BEASTも、チーム一丸の全員バスケで虎視眈々と上位進出を狙う好チーム。第3戦のYOU THE MAN・#1 KINGのコントロールから生まれる、#13 SOGEN a.k.a.Worriorの絵になるアタックや、#45 HARASHOWの3ptシュートは、一発で試合の流れを変えるインパクトを秘めている。どのチームを相手にしても安定した戦いを見せているだけに、ゲーム終盤まで食らいつくことができれば、番狂わせも充分に有りうるだろう。
(Text by 石井ジョゼ)