SOMECITY TOKYO 2018-2019 2nd 第5戦 プレビュー
〜Introduction〜
2018-2019シーズンからTOKYOで採用されている変則レギュレーションにより、【GAME1】【GAME2】の敗者は、一時的にレギュラーチームの権利を剥奪されることが決まっている。次節・第5戦に参戦するためには、12/12(水)に行われる、レギュラーチーム昇格トーナメント『NEXT ONE TOURNAMENT』を勝ち抜かなければならない。ただし、NEXT ONE TOURNAMENTは、F’SQUAD・SUNDAY CREW・UNDERDOG・420など、元レギュラーチームがひしめく、見方によってはレギュラーシーズンよりも過酷ともいえるイベントだ。再びイエローコートを踏むまでのプロセスは、決して容易ではない。
【GAME1】
TEAM-S vs 平塚Connections
2008年に「SOMECITY」が誕生して以来、レギュラーチームの座をキープし続けるTOKYO唯一の チーム・平塚Connections。先日行われたNEXT ONE TOURNAMENTでも、イエローコートと変わらないモチベーションと破壊力を見せて、難なくレギュラーチーム残留を決めた。注目は今季からチームにジョインした、ルーキー・#5 YUKI。かつてはSIMONの一員としてロスターに名を連ねていたこともある、TEAM GREENもう1人のシューターだ。先鋒・中堅・大将の計6名が登録される今回のレギュレーション、必ずや出場機会は巡ってくるだろう。
迎え撃つTEAM-Sには、178cmのスーパーリバウンダー・スーパーマーシー、現役カレッジボーラー・DAICHIの若手2名が久々の合流。強烈な個性を持つ、見応えのあるチームへと変貌を遂げた。ここまで白星に恵まれていないが、ここから巻き返す可能性は十分にあると見ている。
【GAME2】
TOKYO BEAST vs BLACKTOP
両者の因縁は、1ヶ月前に行われた第3戦に遡る。BLACKTOPのエース・#3 KOSUKEと、マッチアップしていたTOKYO BEASTの司令塔・#1 KINGが、ゲーム中にヒートアップ。過度なボディコンタクトに「スポーツマンらしくない」というジャッジを下したレフェリーが、2人に退場処分を宣告するという、前代未聞の事態が発生したのだ。
結局、ゲームはエースを失いテンパってしまった若きBLACKTOPが、経験に勝るTOKYO BEASTに屈するという、何とも後味の悪い結末で幕を閉じた。これがBEEFでもBEEFじゃなくても、正直どっちでもいい。僕が見たいのは、あの日の続きだ。敗者には、NEXT ONE TOURNAMENTが待っている。これ以上ないシチュエーションだ。マッチアップが実現した際は、是非オーディエンスも声を上げて欲しい。それがストリートボールを楽しむ方法の1つだから。
【GAME3】
KIDROC vs GAME1の勝者
#36 RYUSEIと#14 KOSUKEの若手コンビが躍動して、第4戦の5on5 GAMEを制した新生KIDROC。長年にわたってチームを支えたポイントゲッター・Yoheyが脱退しても、総合力がガクンと落ちることはなかった。何しろ、ロスターの1人ひとりが高いバスケIQを持つ、TOKYO最強のクソガキ軍団だ。#05 NARUSEと#09 KOJIのオリジナルメンバーを中心としたディフェンスが機能すれば、点の取り方はいくらでもあるようだ。断言してもいい。依然として、彼等が今シーズンの優勝候補最右翼である。
【GAME4】
SIMON vs GAME2の勝者
熱心なSOMECITYフリークなら、そのプレーに見覚えがあるはずだ。第4戦からSIMONにジョインしたのは、2017-2018 2ndシーズン終了後に解散したストリートボールクルー・『44STREET』の#8 Tsubasaと#35 yu-ki。どちらも類まれな身体能力と1on1スキルを武器に、イエローコートで爪痕を残した現役カレッジボーラーだ。F’SQUADやBLACKTOPで活躍したTOKYO最速・#3 Larry Boyをはじめ、元ballaholicを次々と吸収するSIMON。既にPLAYOFF進出を確定させているYOKOHAMAオールスター軍団は、ただ強いだけじゃない、勝ち方にこだわれるチームに変貌を遂げようとしている。
年末の12月1発目のSOMECITYは、渋谷で2on2!!
特設コートでのオールコート2on2!!
今回も入替戦対象戦!!
緊迫のゲームを制するチームはどこだ?
《参加チーム》
KIDROC
SIMON
TOKYO BEAST
TEAM-S
平塚Connections
BLACKTOP