SOMECITY 2018-2019 TOKYO 2nd PLAYOFFプレビュー
【GAME1】
SIMON(レギュラーシーズン2位) vs KIDROC(レギュラーシーズン3位)
【GAME1】に登場するのは、2018-2019 1st CHAMPION・SIMON。ストリートボールが「ストバス」と呼ばれていた頃からシーンを牽引し続ける、横浜のパイオニアである。ただし、数年前にレギュラーチームとしてイエローコートで暴れまわっていた頃の面影はない。世代交代を終えた現在の主力は、当たり出したら誰にも止められない#3 Larry Boy a.k.a.LAWRENCE、鉄壁のディフェンスを誇る#0 Hayato、元44STREETの能力者・#44 Tsubasaら次世代を担う若手ボーラーが中心だ。将来を嘱望される現役カレッジボーラー・#12 King、193cmの現役NAVY・#32 Snyderが当日に姿を表すようなら、2018-2019シーズンの完全優勝も見えてくる。選手層の厚さなら、彼等がTOKYO No.1だろう。
対するは、半年前まで”TOKYO最強”の称号をほしいままにしていたKIDROC。今季は、シーズン途中にポイントゲッターのYoheyを失ったものの、昨シーズンからチームにジョインした#14 EVAがブレイク。エースの抜けた穴を埋める得点源として存在感を残しているが、チームとして勝ちきれない場面も散見された。自分で放った3ptシュートを自分で拾ってフォローしてしまう”スーパーハードワーカー”#05 NARUSE、182cm /0.1tのフィジカルを誇る”BABY SHAQ”#09 KOJIを中心としたディフェンスなら、依然として彼等がTOKYO No.1だろう。スコアラーの役目を担う誰か1人が爆発すれば、覇権奪回も充分あり得る。
【GAME2】
BLACKTOP(レギュラーシーズン1位)vs 平塚Connections(レギュラーシーズン4位)
シグネチャームーヴ『ZIG-BACK』を武器に、今やジャパニーズ・ストリートボールシーンを牽引する存在へと成長を遂げた#44 KOSUKE。ダンクも狙える、今シーズンのTOKYONo.1ビッグマン・#23 Martel。そして、チームに欠けていたラストピースとして、シーズン途中に電撃加入したシューター・#32 Yohey。『TEAM ballaholic』としても活動するスターター3枚は、もはや説明不要の強さを誇る。「主役不在のTOKYOストリートボールシーンを背負って立つのは、彼等しかいない」と期待を寄せるオーディエンスも少なくないはず。断言してもいい。若さと勢いなら、彼等がTOKYO No.1だ。新たな歴史が刻まれる日は、そう遠くないかもしれない。
レギュラーシーズン4位で辛くもPLAYOFFに滑り込んだのは、SOMECITY創設以来、11年もの間レギュラーチームの座をキープし続ける平塚Connections。最終節となった第7戦では、#9 CHIHIROがブザービーター3ptシュートを決めて、ドラマチックな逆転勝利を収めた。そのあまりに劇的な幕切れに、MC MOJAも「コレだよコレ!この感じ久しぶり!!コレが SOMECITYだ!!!」と大喜び。何せ、潜ってきた修羅場の数が違う。酸いも甘いも知り尽くした、百戦錬磨のTEAM GREEN。経験値なら、彼等がTOKYO No.1だ。一発勝負のトーナメント戦だけに、初戦を制して勢いに乗ることができれば、前例のない4位からの下克上も夢ではないだろう。まずは、#1 RYANが相手ビッグマンMartelを抑えることができるか注目したい。
(TEXT by 石井ジョゼ)《チケット一般発売日について》
チケットの一般発売開始は
※1/6~となっておりましたが、正しくは1/5~となります
東京ストリートボール最強決定戦
SOMECITY 2018-2019 TOKYO 2nd PLAYOFF
優勝チームには、2019年3月2,3日に行われる”THE FINAL”の出場権が与えられる。
東京最強はどのチームだ?
《出場チーム》
1位 BLACKTOP
2位 SIMON
3位 KIDROC
4位 平塚Connections