SOMECITY 2019-2020 TOKYO 1st 第4戦 プレビュー
【GAME1】
TEAM-S(1勝2敗) vs F’SQUAD(1勝2敗)
→!!PICK UP GAME!!←
日本のプロ野球なら、【巨人 対 阪神】。海外サッカーのスペインリーグなら、【レアル・マドリード vs FCバルセロナ】。スポーツには、対戦する選手同士はもちろん、ファンやサポーターまで巻き込んだ、絶対に負けられない”伝統の一戦”が存在する。そして、日本ストリートボールシーンにおける伝統の一戦が、【F vs S】である。
SOMECITY 2008シーズンCHAMPIONのF’SQUADと、2009シーズンCHAMPIONのTEAM-S。
両者の因縁は、”ストリートバスケットボール”が、”ストリートボール”と呼ばれ始めた頃にまで遡る。今はなき美竹公園・ジョーダンコートの”こけら落とし”で行われたエキシビジョンマッチ。
SOMECITYプレリーグ時代の大乱闘。
F’SQUADの(事実上の)前身にあたる『FAR EAST BALLERS』時代から、長年にわたってバチバチの戦いを繰り広げてきライバル同士だった。あれから10年以上の月日が過ぎた。
現在は彼等に憧れて聖地・クラブチッタを目指した、BLACKTOPをはじめとするストリートボール第二世代がシーンを席巻している。
時代は変わった。
ボーラーもファンも、当時の因縁を知る者は少ない。
2008シーズンの優勝メンバーで、現在もFの主力ボーラーとして活躍しているのは、#7 K-TAと#10 ABの2名だけ。Sに至っては、2009シーズンを制したボーラーはロスターに1人も居ない状況だ。
果たして、それが良いことなのか、悪いことなのかは分からない。
ただ1つ確かなのは、FもSもSOMECITYが掲げるテーマ”DRIVE CRAZY”を体現できていないということだ。
根強いファンに支えられて一定数のBIGポイントを獲得してはいるが、全国各地のストリートボールヘッズを常に満足させられるパフォーマンスは残していない。塩っ気たっぷりの泥仕合を終えて、「昔は強かったんだぜ」なんて台詞を吐くのはナンセンスだ。
いつだって、今が一番イケてなくちゃ面白くない。
イエローコートは、そういう場所だ。
次世代を担うニューフェイスでも、百戦錬磨のベテランボーラーでも構わない。
ただ、面白いプレーが観たい。
面白いゲームが観たいのだ。
個人的には、Fの魔法使い・KYONOSUKEと、Sのルーズボーラホリック・スーパーマーシーに期待している。
【GAME2】
BLACKTOP(3勝0敗) vs SIMON(2勝1敗)
【GAME2】に登場するのは、開幕に3連勝に成功した単独首位・BLACKTOPだ。今季は地方のSOMECITYで名を馳せたローカルヒーローたちが加入し、課題だった選手層の薄さを完全に克服。昨シーズン確立したホットライン・#44 KOSUKEと#11 Matelを中心とした圧倒的な戦力で、ここまで頭1つ抜けた強さを見せている。現時点で、今季の優勝候補最右翼だ。誰が相手だろうと、彼等が負ける姿は安易に想像できない。
対するSIMONは、#73 Larry Boy(ex.F’SQUAD、BLACKTOP)、#44 TSUBASA(ex.44STREET)の元ballaholic CREWに注目。どちらも1on1スキルには定評あり。一度火が点けば、ゲームをDOMINATEしかねない爆発力を秘めている。両チームの噛み合わせは悪くない。ストリートボール第2世代による、日本ストリートボールの最先端に酔いしれよう。
【GAME3】
TOKYO BEAST(1勝2敗) vs 平塚 Connections(1勝2敗)
第3戦を終えて、イマイチ波に乗り切れていない両者による【GAME3】。ただし、チームのスタイルは対照的だ。必要最小限のロスターで、ほとんどメンバーチェンジを行わない平塚Connections。ベンチがパンパンになるほどの大所帯を引き連れて、バラエティ豊かなボーラーを次々に送り込むTOKYO BEAST。勝負のカギは、平塚最強のスコアラー・#9 CHIHIROが握るだろう。来ると分かっていても止められない必殺のドライブインで、リーグ屈指の高さを誇るツインタワー・#10 UMEと#24 T-SMOOTHのブロックをかいくぐることができるか。ただし、絶対的な得点源を封じることができれば、15分後に笑っているのは猛獣軍団の方になるはずだ。
【MAIN GAME】
KIDROC(2勝1敗)vs SUNDAY CREW(1勝2敗)
ようやく歯車の噛み合ってきたSUNDAY CREWが、ディフェンディングチャンピオン・KIDROCに挑む。191cmの第10期スラムダンク奨学生・TAIGAが制空権争いに絡めれば、勝機は十分にあるだろう。ポイントゲッター・#3 MASATOのカットインなどセットオフェンスを武器にアップセットを狙う。
一方、ここまで横綱相撲を見せているKIDROC。ロスターが揃わなかった開幕戦こそBLACKTOPに苦渋を飲まされたが、そこから一気に2連勝を挙げるなど、SOMECITY 2018-2019 THE FINAL CHANPIONの実力を遺憾なく発揮している。今季絶好調の”Baby Shaq”#09 KOJI、スーパーハードワーカー・#05 NARUSE、育ち盛りの新エース・#2 Evaのスターター3枚に加えて、攻撃型司令塔・#13 RYUSEIやムードメーカー・#0 MARUなどセカンドユニットも充実。誰が出ても間違いない日本最強のストリートボールクルーが、メインイベンターとしての役割を全うしてくれるはずだ。
- BIG POINTS RANKING -
最下位は自動降格
7位は、WHO'S GOT GAME? CHAMPIONSHIPの2位と入替戦”SOMECITY CRASH”に強制参戦


- 勝敗 RANKING -
上位4チームがPLAYOFFへ進出可能!!
