2022年3月5日(土)に約2年ぶりに有観客で実施したシーズンの締めくくり、SOMECITY FXXXX 2022。
14都市19チームが参加した1DAY TOURNAMENTを制したのは、TOKYO代表”BLACKTOP”
CHAMPION:BLACKTOP / TOKYO
M.V.P : OTO / BLACKTOP
ベスト8まで駒を進めたチームはこちら。
SAFARI / OSAKA
M&G / CHIBA
FAKE street / TOKYO
NOBOSEMONK / FUKUOKA
BLACKTOP / TOKYO
EGOIST. / KYOTO
PISTOL BROTHERS / SENDAI
EGOLA / NAGOYA
まず、口火を切ったGAME1。いきなりハイエナジー。ディフェンディングチャンピオンの”SAFARI”に、多くのYouTubeフォロワーが後押しする新世代チーム”M&G”の対決。YUKKE / GENGEN / MAKOTOの人気3人衆が躍動する。GAME1から一進一退の攻防となり、4分×3で決着がつかずサドンデスまでもつれることに。最後はここ一番のエナジーを発揮した、SAFARIのエース・RENがウイニングショットを決めて、M&Gを退けた。今回2年ぶりの有観客開催。チケット価格も10,000円と、まさにプラチナチケットとなったが、その価値が取れたといっても過言ではない素晴らしいゲームを魅せてくれた。まさにSOMECITY。
その興奮が収まらない中、GAME2へ。ネタバレになるが、今イベントの主役の一人、”FAKE street”のNAOTOが魅せる。結果としてNAOTOが最後まで魅せてくれることになるのだが、その予兆を感じさせるGAME2となった。最終的には自力の差でFAKE streetが勝利。
続くGAME3には、最強最有力の"BLACKTOP"の登場。混戦を勝ち上がってきた京都代表の"EGOIST."との対戦。会場にいた関係者をうならせたEGOIST.の完成度。1回戦ではまだ固さが見られたが、このゲームではエースの"Olisa"が輝きを放つ。新しいヒーローの予感を感じさせるEGOIST.の躍進だったが、最終的にはBLACKTOPが勝利をもぎ取る。まだまだベスト4には早いと言わんばかりのリーグ都市の威厳を示した。
ベスト4を掛けた最後のゲーム。仙台代表”PISTOL BROTHERS”と前回ベスト4の名古屋の雄・”EGOLA”。TEAM ballaholicで活躍する仙台のBUZZと、名古屋を代表するスコアラーFUNAOがチームを勝利に導けるかという点に注目が集まったが、ここでチームを勝利に導いたのはFUNAO。思い切りのいい3Pがスパスパ決まりだすとチームは勢いに乗り、実力以上の点差をつけて勝利。
これでベスト4が出そろい、SAFARI、FAKE street、BLACKTOP、EGOLAとリーグ開催都市チームが揃う。この後の物語は、動画も含めたRecapでお楽しみにいただきたい。結果としてはBLACKTOPが優勝となるのだが、ここからのゲームがどんなものだったのかはあなたの目で確かめてほしい。久しぶりの観客の前でプレイするボーラー達のプレイは、やはり何かが違う。動画からでもきっとそれを感じることができると思う。
2021-2022シーズンは、コロナ禍でのシーズンとなり開催できた街もあれば、苦渋の決断で中止とした街も多い。そのため、本来の約半数の参加となった。SOMECITY本来のTHE FINALとは呼べない状況も加味して、THE FINALという名称ではなく、いろいろな意味を含むFXXXXとして開催した。完璧なSOMECITYが復活したときに、改めてTHE FINALという形で日本ストリートボール最強を決めたいと思う。
2022-2023シーズンは、どんなシーズンになるのか?いや、どんなシーズンにしたいのか?私たちがやり続けないとSOMECITYは続かない。やりたいからやるだけ。SOMECITYが始まったときの純粋な欲求のままに、ありのままのストリートボールをもう一度日本全国に広めたい。もっともっとバスケで熱狂できる空間を目指して、来シーズンも応援のほどよろしくお願いいたします。