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SOMECITY 2013-2014 TOKYO 2nd WHO'S GOT GAME?レポート by 石井ジョゼ

SOMECITY 2013-2014 TOKYO 2nd WHO'S GOT GAME?レポート by 石井ジョゼ 明日の第3戦を前に、週刊ビッグコミックスピリッツで好評連載中の『DRAGON JAM』でお馴染み、今節から始まるSOMECITY TOKYO下部リーグ「SCDL」参戦権を賭けたオープントーナメント・WHO’S GOT GAME?の結果について触れておくことにする。

負けたら即終了、敗者復活のない一発勝負だった「WGG」は、初の2DAYS開催。
つまり、初日の「1st」に敗れたチームも、2日目の「2nd」にはエントリーが可能なわけだ。
スポットライトを夢見る、名も無き挑戦者達に与えられたチャンスは2回。
そのうち、どちらか1つをモノにすることが出来れば、晴れてイエローコートに立つ資格が得られるのである。


10月9日、水曜日。全25チームを2つのブロックに分けて行われた「1st」を制したのは、共に外国人選手を擁する2チームだった。

チームの中に、更に2つのチームが存在するのでは?と思わせる層の厚さでTOUNAMENT Aを制したのは、昨シーズンもSCDLでプレーした代々木の王者「SUNDAY CREW」。
1シーズンを戦い抜いた自慢の多国籍戦力に、スコアラーとして暴れた#10、インサイドで誰にも止められなかった#55が加入。
油断もスキもあったもんじゃないコンビネーションで「四次元ポケット」、「K-SELECT」ら過去SCDL参戦経験を持つ実力者達を一切寄せ付けず、危なげなく2季連続のSOMECITY出場権を獲得した。

TOURNAMENT Bの頂点に立ったのは、初出場で初優勝の快挙を成し遂げた「TOKYO OCEANS」。SEMI FINALで現役高校生ボーラーが在籍する「P.S.Y」に苦戦を強いられたものの、FINALでは、元レギュラーチーム「TOKYO BEAST」を、圧倒的なスキルとフィジカルで飲みこんだ。
チームのストロングポイントは、何と言っても195cmのマッドハンドラー・#0 THE MAXと、福岡育ちの2mセネガリアン・#24 SARRのツインタワーだ。SOMECITYボーラーズはおろか、国内トップリーガーも思わず見上げてしまうであろうその高さは、「何か」を起こしてくれること間違いなし。今季のSCDL最注目チームである。


そして、10月23日、水曜日。SOMECITY 2013-2014 TOKYO 2nd 第2戦を挟んで、全23チームによる一発勝負の敗者復活TOURNAMENT「2nd」が行われた。
その結果、残された最後の1枚を手にしたのは、リベンジに燃える優勝候補大本命「TOKYO BEAST」をSEMI FINALで破るアップセットを成立させた、WGGの常連・「BRM」。
2週間前の1stでは「SUNDAY CREW」に遅れを取ったものの、視野の広いファンダメンタルなバスケットボール・スキルは今大会でも群を抜いていた。
悲願を成し遂げた彼等のプレーが、目の肥えたballaholicな観客に一体どの程度通用するのかは分からないが、WGG同様の大番狂わせを期待したい。

以上、3チームに、昨シーズンの「SCDL CHAMPION」TEAM-Sを加えた全4チームによるSCDL開幕戦が封を切る第3戦は、18時45分からスタート。
毎度ご贔屓にして頂いております欲深い皆さまには、いつもより少しだけ早いご来場をオススメいたします。

2013/10/29(Tue)
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